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退職したエステシャンを大切にしてる?【エステ|コネNews068】

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前回のメルマガで 僕が不動産会社時代にお世話になった部署での 送別会に参加したお話をしました。

販促や販売戦略を担当するセクションだったのですが そこにやり手の課長(以下、X課長)がいます。

僕の直属の上司でしたが 2つのある特筆すべき能力のある方で、 誰もが認める「出来る男」なんです。

大企業とエステサロン運営では規模も仕事のスタイルも さまざまな異なる点があります。

しかし、「人間の本質」という意味では同じなのではないかと思うところがあり その点をお話しさせていただきます。

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◎退職したエステシャンを大切に!

X課長のすごいところ。 2つのすごいところがあります。

1つは「部下を出世させる」ということ。

具体的にどんな手法で部下を出世させているのかはわかりませんが とにかく部下が昇進・昇格していきます。

恐らく、自分の部下を色々な方々にアピールしたり 能力を高められるように指導していることが考えられます。

よく孫さんが言うように「クイックレスポンス」を実践し、 だらだら打合せをしない。

結論を出すのが早い。 性格がさっぱりしている。

などなど、さすがと思う部分が随所に見られます。

そしてもう一つの凄いと思うところ。

それは「退職した人間を大切にする」ということです。

手塩にかけて指導し、ともに時間を過ごした部下が 退職や転職することはさみしいものです。 「え~、辞めちゃうの・・・」って感じです。

どんな人でもそのように思うでしょう。 でもX課長の凄いところは、 やめると決まったら、気持ちよくやめてもらい 気持ちよく送り出す。

そして、辞めた後も関係を構築する。 というより、辞めた人がついつい挨拶をしに顔を出してしまう。 そんな吸引力があるんです。

ここにはサロン運営にも生かせるポイントが あると発見しちゃったんです!

話は変わって、とある女性エステオーナーと店長と 車に乗っていた時の話。

恐らくご本人たちは「そんなつもりは・・・」というかもしれませんが 車に乗せていただき、移動している際にこんな会話がありました。

「○○って性格が○○でなんかよくないんだよね~」 「○○って私のこと○○って悪く言ってるみたいなんだよね~」

と自社のスタッフの悪口とも思われることを 何とも楽しげに話をしていたのです。

最初は「自分ちのスタッフでしょ?」 って心の中で思ったのですが、 「まっ、ある意味俺にぶっちゃけてくれているってことだな」 とプラスに捉え、話を聞いていました。

同時に「俺のことも陰口言ってるのかな~」と マイナスにも考えてしまいましたが(笑)

その話を思い出した時に、 「もしかしたら、スタッフにそのような気持ちが 伝わっているのではないか」と思ったんです。

エステティシャンはよく退職します。 もちろんサロンさんにより退職率は異なると思いますが 一般的な企業に比べると間違いなく高いでしょう。

退職理由は 「結婚、妊娠、女性同士の確執、気まぐれ(笑)」などが多いようです。

公務員や大手企業などであれば 育休や長期休暇、有給休暇を得ることが可能ですが、 街の小さなサロンでは、到底出来ません。

つまり、 労働条件や福利厚生などは企業に比べると決してよくはありません。 そのようなこともあり、きっかけがあるとスパッとやめてしまいます。

オーナーは辞職の申し入れをスタッフから聞いたときに 心の中では 「やっと売上を取れるようになったのに、結婚して辞めちゃうの?(涙)」 と思いつつ、 「良かったね、結婚するんだ~。おめでとう!」

と言います。

というか、できるオーナーや本気でそう思うオーナーはこのように言います。

でも、感情が表に出てしまうオーナーは 言葉と声のトーン&表情が真逆になっちゃいます。 眉間にしわを寄せながら「おめでとう(怒)」 と言ってしまいます(笑)

仮説ですが 実はこの時の対応がメチャクチャ大切なのではないかと思うんです。

なぜなら、辞める人を気持ち良く送り出すことが お店の売り上げや有能人材採用につながると思うからです。

どういうことかというと やめるというスタッフは内心「こんなに育ててくれたのに悪いなー」 等、何らかの罪悪感を持っています。

そんな時に嫌な顔を一切せず、 心の底から「結婚おめでとう!」と言われたら なんて思うでしょうか。

僕がもし当事者だったとすると 「何ていいオーナーなんだ」 「何ていいお店なんだ」 「何か恩返ししないと!」

というようなことを考えると思います。

やめる人をこのような 良いイメージを持ってもらったうえで きれいに、気持ちよく送り出すとどんな効果が期待できるか。

友達や家族などを紹介してくれる。 自分の前職を良い店だったと周囲に話し、 エステシャン希望者が面接に向かうかも知れません。

つまり、 お店をやめた元スタッフは 「もっともパンチ力のある口コミ広告塔」なんです。 だって、内部事情に精通した人間が やめた後に「あの店はいい!」と言ってくれるほど、説得力はありません。

以前こんな経験をしました。 僕の知人の友人がホリプロの社員でした。 その社員がタレントの優香について 「あの子は本当にテレビの時と一緒で性格がいい」 と聞いたのです。

ホリプロという内部の人間が 友人にこぼしたリアルな会話を聞いて、 本当にいい子なんだな~、と思ったことを覚えています。

今いるエステシャンももちろん大切ですが やめていくスタッフも同じくらい大切なのかもしれませんよ(^_^)

ご参考まで(^^ゞ